天目は12~13世紀に中国から日本に渡ってきた焼き物です。時を経て現代に受け継がれた、この焼き物は古来より人々が愛してやまない魅力があります。過去から現代へと繋がってきた時間は止めることが出来ませんが、この時間というものを制作過程において敢えて止めるというところに着想しました。天目の焼き物が制作される時間を断片的に止めて製品化し、5個を並列することで時間の流れを興味深く感じることが出来ます。
油滴天目の制作工程を5つで表しています。(約1ヶ月の工程)
柔らかい曲線と工業的な直線の共存により斬新な形状に仕上げています。 “BEAK BOWL”という名称の通りボウルの前後にくちばしをつけています。このボウルを一列に並べた時に綺麗に一連になるように片口の長さ、角度などを調整しています。
建築の修士を修了後、デザイナーとして主に家具を手掛ける。
サンパウロのCampanaスタジオで6か月間働く。
ルイ・ヴィトンのObjets Nomadesコレクションに参加。
現在、デザイナーと芸術監督のフリーランスとして活動。
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